151．終戦

62年・・・・それは長いのか短いのか・・・。戦後生まれの私なぞから見れば、昭和20年生まれの人が、62歳になるんだから長いよな。という物理的な見方しか出来んけど、実際被戦した方々にとっては短い、というかむしろ忘れ難いんだろうかと思う今日と言う日。
冥福をお祈りする事しかできません。歯痒い。

それはそうと、ウチの父方の祖父は、戦時中台湾に居たんだよね。台湾は常春で暖かく、現地の人とも結構上手くやっていたらしい。
で、とある8月15日。正午に必ずラジオの前に居る様に。という命令を、海軍大尉が持ってやって来た。（しかも二種で来たらしい萌！
これは敗戦のアレだな？と目星をつけていた祖父。周囲も察したのか、緊張した面持ちでラジオの前に着席していた。そして運命の正午・・・・

いきなり停電キター！！

突然電源が墜ちて、ウンともスンとも言わないラジオに慌てた総員。（日本敗戦により暴動が起こったかと思ったらしい）結局復旧に時間がかかり、玉音放送は聞けなかったらしい残念。
その後、ラジオ放送は玉音放送だったらしいと海軍大尉から告げられる。そんな大尉が天皇陛下♪（意味不明
こんな状況（台湾駐在中の敗戦から引き上げまで）を、祖父は手記にまとめていたので、そいつを読んでます。読んでるけど中々進まねぇ〜！スゴい癖字に旧漢字なんだもんよ！そんなオジイチャンは元教員。