5．旧軍人て萌えるものだったのね

えー・・・またかいじ以外の話なんですが。

最近、活字に飢えてるみたいで、漫画より小説読む頻度が上がってます。
かといって、漫画もあまり読まないんだけど・・・ホントにオタクですか？

で、最近読んで最も衝撃（笑劇かもしれない・・・）だったのが、久世光彦の「陛下」という小説。
この本、実は5〜6年前に古本屋で購入し、その間本棚の肥となっていた本でした。こんな本が我が家には沢山あります。いわゆる積ん読？
内容は、かの有名な2.26事件を題材に・・・してるんだと思う・・・いや、天皇陛下の事か？？

正直、この手の文体は苦手でした。例えや比喩が仰々しいんだわ・・・。
が、しかし私はこの物語に引き込まれてしまいました。何故かって、ホモ臭かったから！
つかホモだった。ホモというか耽美だった。
主人公の名前が 剣持梓（けんもちあづさ）で、職業、帝国陸軍軍人て設定だけでもおかわり自由でしょうが！
舞台は昭和初期の、かの有名な2.26事件に絡んでます。
特に男同士がイチャコラするシーンはないです。むしろ普通に女の人（遊女）と激しくとっくみあってます。だけど剣持梓くんが愛してやまないのは・・・
天皇陛下
なのです。陛下を抱いて差し上げたいらしい。畏れ多い！
でも当時の青年将校っていうと、天皇陛下大好きっ子ばかりだったらしいので、大好きっていうか愛していたらしいので、珍しくもないんだろうか・・・。というか、天皇陛下って大変だったんだね〜・・・。色んな（ほぼ知らない人達）から愛されたり憎まれたり。ヘタするとズ○○○にされてたかも知れないし・・・。それは・・・ないか？
しかしね〜、いちいちイヤラシいんだわ。読んでるこっちが恥ずかしいよ。単語の使用頻度で「色っぽい」とか「艶っぽい」というのがやたら目につきます。解った！解ったから！梓くんは目に映る全てがエロいんだね！

まあ、私ではつたない説明しか出来ないので、読んでみるのが手っ取り早いかと思います。つか、この小説結構有名なんじゃないのかな。久世光彦って言ったら、時間ですよのプロデューサーだし。どうなの？