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さて、最近涼しいので(今日なんか終始20℃前後)だったので、絶好の読書日和だと思いました(もっと他にする事たくさんあるのに・・・
んで、やはり進められてた本を(結構かかったけど)読み終わった〜!読書は読後の達成感がまたいいよね!私だけか!?
そんなワケで、感想ドゾ。(ちょっとネタばれアリ
んで、やはり進められてた本を(結構かかったけど)読み終わった〜!読書は読後の達成感がまたいいよね!私だけか!?
そんなワケで、感想ドゾ。(ちょっとネタばれアリ
スノウグッピー 五條瑛 著
適当あらすじ
北陸沖に訓練飛行中の航空自衛隊のF-4/EJ改が墜落する。民間電子機器会社の社員、三津田雪人は墜落事故の翌日、友人であり取引先でもある防衛庁の宇佐見寿夫二佐から「グッピーを一匹失った」という報告を受ける。
事故後に失踪した同僚、複数国からのスパイ、自衛隊の焦燥と同盟国アメリカの思惑。最新の電子戦機器「グッピー」。それらが絡む渦中に、三津田は翻弄されてゆく・・・。
という話。
五條さんは女流作家だけど、元防衛庁(現省)勤務というキャリアの持ち主なので、話は複雑かつリアル。よく作品がホモ臭いような諸評を目にしてきたけど、今回読んでみて良く解った。そう思われても、いたしかたゴザイマせん。
以前、UNKNOWNでも出て来たけど、今回も自衛隊最大の課題が、焦点だと思われます。とりあえず、ハラハラ感は秀逸。最後に気持ちよく?どんでん返し。(多少不満もあったけど
私ら一般人は、防衛の奥深い所に居るワケで。それは要するに守られてるって意味だけど、この本は、防衛線の外の実状をよく画いていると思いました(さすが極東の軍事情報及び国内情報の分析を担当していただけの事はある)結構部屋の中に居ると、外で雨降ってても気付かないって事あるでしょ?そんな感じ?(違うか
たとえホモ臭くても、ハードボイルドに変り無し。(ホモ臭いからハードボイルドなのか?)日本発スパイ戦小説が読みたかったら、スノウグッピーも考慮に入れましょう!何の話だ。
ちなみに、コレを腐女子フィルターで見ると・・・
男の(閉鎖的な)友情アリーの、普通に男色(しかも軍人絡み)アリーの、女装アリーので、ネタ的には飽きない逸品。
とにかく!宇佐見二佐が三津田さんを愛してやまないのがよーーーーーーく解る。見てるコッチが恥ずかしいぐらいだよ。アンタ生粋ホモだろ?だから嫁さんが逃げるんだよ(バツイチ
いい年の男が、同じくいい年の男からのプレゼントで喜んでいる辺りは、イタいを通り越して愛しいよ。(でも三津田さんがプレゼントとか抜かすのは自然の行為に見えるから不思議)ホントは宇佐見さん、作中一の純情乙女チックなんじゃないだろうか。隠れ受タイプ。あるいはヘタレ攻。
宇佐見二佐の恋の相手、三津田はというと、天然記念物なみの純真さで、男たちの決意を鈍らせる魔性っぷりを発揮する。あの状態は一種奇跡に近いような気がする・・・。それもこれも、三津田の山気の無さのせいかと思いきや、結構強かで勘が鋭く、自分の夢に向かって着実に前進している。周りの思惑も知らずに。隠れ攻タイプと見た。もしくは無意識オレ様。しかし受けでも十分イける。なんせ女装すると、女の目からしても女にしか見えないらしいから。
そして三人目の男、江崎洋(黒人ハーフ)も、三津田の無意識の征服オーラ(笑)にしてやられている一人。だが、こちらは只ではおきないタイプなので、十分三津田を振り回して報いている。小悪魔タイプ。そして最強の世渡り上手。
こんな感じで、結構分厚い本だけどアッサリ楽しめました。スパイとか自衛隊とか米軍とか電子戦とか、難しい事言ったけど、さほど読み辛い小説ではないので、時間がある人は読んでみるといいと思いました。
進めてくれたNっちんに感謝。
適当あらすじ
北陸沖に訓練飛行中の航空自衛隊のF-4/EJ改が墜落する。民間電子機器会社の社員、三津田雪人は墜落事故の翌日、友人であり取引先でもある防衛庁の宇佐見寿夫二佐から「グッピーを一匹失った」という報告を受ける。
事故後に失踪した同僚、複数国からのスパイ、自衛隊の焦燥と同盟国アメリカの思惑。最新の電子戦機器「グッピー」。それらが絡む渦中に、三津田は翻弄されてゆく・・・。
という話。
五條さんは女流作家だけど、元防衛庁(現省)勤務というキャリアの持ち主なので、話は複雑かつリアル。よく作品がホモ臭いような諸評を目にしてきたけど、今回読んでみて良く解った。そう思われても、いたしかたゴザイマせん。
以前、UNKNOWNでも出て来たけど、今回も自衛隊最大の課題が、焦点だと思われます。とりあえず、ハラハラ感は秀逸。最後に気持ちよく?どんでん返し。(多少不満もあったけど
私ら一般人は、防衛の奥深い所に居るワケで。それは要するに守られてるって意味だけど、この本は、防衛線の外の実状をよく画いていると思いました(さすが極東の軍事情報及び国内情報の分析を担当していただけの事はある)結構部屋の中に居ると、外で雨降ってても気付かないって事あるでしょ?そんな感じ?(違うか
たとえホモ臭くても、ハードボイルドに変り無し。(ホモ臭いからハードボイルドなのか?)日本発スパイ戦小説が読みたかったら、スノウグッピーも考慮に入れましょう!何の話だ。
ちなみに、コレを腐女子フィルターで見ると・・・
男の(閉鎖的な)友情アリーの、普通に男色(しかも軍人絡み)アリーの、女装アリーので、ネタ的には飽きない逸品。
とにかく!宇佐見二佐が三津田さんを愛してやまないのがよーーーーーーく解る。見てるコッチが恥ずかしいぐらいだよ。アンタ生粋ホモだろ?だから嫁さんが逃げるんだよ(バツイチ
いい年の男が、同じくいい年の男からのプレゼントで喜んでいる辺りは、イタいを通り越して愛しいよ。(でも三津田さんがプレゼントとか抜かすのは自然の行為に見えるから不思議)ホントは宇佐見さん、作中一の純情乙女チックなんじゃないだろうか。隠れ受タイプ。あるいはヘタレ攻。
宇佐見二佐の恋の相手、三津田はというと、天然記念物なみの純真さで、男たちの決意を鈍らせる魔性っぷりを発揮する。あの状態は一種奇跡に近いような気がする・・・。それもこれも、三津田の山気の無さのせいかと思いきや、結構強かで勘が鋭く、自分の夢に向かって着実に前進している。周りの思惑も知らずに。隠れ攻タイプと見た。もしくは無意識オレ様。しかし受けでも十分イける。なんせ女装すると、女の目からしても女にしか見えないらしいから。
そして三人目の男、江崎洋(黒人ハーフ)も、三津田の無意識の征服オーラ(笑)にしてやられている一人。だが、こちらは只ではおきないタイプなので、十分三津田を振り回して報いている。小悪魔タイプ。そして最強の世渡り上手。
こんな感じで、結構分厚い本だけどアッサリ楽しめました。スパイとか自衛隊とか米軍とか電子戦とか、難しい事言ったけど、さほど読み辛い小説ではないので、時間がある人は読んでみるといいと思いました。
進めてくれたNっちんに感謝。
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