6．海軍用語

今日は日暮れ間近に電気屋に行って、コピー用紙を買ってきました。
で、その帰りに本屋へ寄って立ち読みという、優雅な時間をすごしました（私的贅沢）。
本屋はいいね〜本が沢山あって。当たり前だけど。図書館も捨てがたい。図書館の方が、居眠りとかしてても特に怒られないから好きだ。でも更新度でいうと本屋の方が高い。

どうでも良い話はさておき、そのとき手に取った本「帝国海軍 錨揚ゲ！」という本に、帝国海軍の専門用語についての記述があった。
モールスで「・ー」が伊藤とか、「・ー・ー」がハーモニカとか。理由はよく解らんがそうらしい。（つっても、立ち読みでうろ覚えなので注意）
で、最近ジパングで噂の愛の電報「・」についての記述もあった。

「・」の事を海軍では「屁」というらしい。え・・・？
確かに「・」は「へ」と読むらしいけど。
私ら読者には解らん人の方が多いから、「・」といわれても「・」以外の何者でもなかったが、当事者たちはあの「・」を「屁」と思っていたのだろうか。つか草加さんは解っていたんだろうか・・・。
なんか皆気を使って、単点のみです！とか言ってるけど、心の中では「屁？屁ってなんだよ・・・（軽く怒）」とか思ってたんだろうか。尾栗辺りは絶対「屁」って頭を駆け巡ったに違いない（その海軍用語が自衛隊にも引き継がれていれば・・・だけど）
そりゃ草加さんより格が低い兵士だって怒るよね。この非常時に誰だ「屁」なんて打電したヤツは！ここへ出ろ！！くらいに怒るだろう司令部。つか怒っても良い。
そうして草加さんは「あいつだぞ・・・戦闘中に「屁」って打電した将校は・・・。」とか陰口を叩かれ、NHKとかのドキュメンタリーで太平洋戦争の特集とかやった時に、謎の打電とかいって真面目に解説されたり、生き残った兵士の回想録とかに書かれたりするんだ。でも草加さんは気にしないんだ。この時点で「・」の「屁」は「愛」に変わったんだから〜！こじつけ万歳！これぞ伝説！

しかしあの本、買ってくれば良かった・・・。その時迷ったのが「2.26事件　青年将校の意識と心理」っつー本と、恩田陸の「ねじの回転」とこの「帝国海軍錨揚ゲ！」だったんだけど、散々迷った挙げ句、どれも買わずに帰ってきてしまった・・・。迷うと全部捨てる癖があるんだわ・・・。