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さて、もうだいぶ前から友人に勧められていた本(絶版)を、ようやく入手しました〜
古処誠二の「UNKNOWN」という本。
以下、当たり障り無く感想?
古処誠二の「UNKNOWN」という本。
以下、当たり障り無く感想?
舞台は航空自衛隊の某レーダー基地。もう自衛隊というだけで期待する体質になりましたとも!そこで、警戒監視隊長の部屋に盗聴器が仕掛けられていたという事件が発生したところから話は始まります。
その調査の為に、傍聴のエキスパート防衛部調査班から、朝香二尉が派遣されてくるワケなのだが、この朝香二尉が、なんともいえずカワイイんですのよ奥さん!
重度のカフェイン中毒(事あるごとにコーヒー飲んでる)で、戦史と怪獣が大好き。シバ犬のごとき目をした27歳なんだな!誰もが虜になる(と思われる)柔和な笑顔が武器。
そのサポートを仰せつかった警戒監視隊員の野上三曹の一人称で話が進むのだが、自衛隊ものと、少々小難しいステージにも関わらず、文章構成がとても良心的で、読み手を飽きさせない所がいい。純推理モノの香りを漂わせつつ、軽快かつコミカル。しかし自衛隊という組織の持つ、どうしようもないやるせなさが、やんわりと描かれていた(ノリはあくまで軽めではある)。
そのやるせなさったら、今回の海自CMに見え隠れする現代自衛隊人員確保の難しさのワケをそれとな〜く感じさせるモノでした。ホントかしら〜?
本書は絶版と書いたけど、講談社の新書版が絶版なだけで、文春文庫から「アンノウン」で出版されてました〜。続編もあるらしいんだけど、そっちはモロ絶版で、文庫にもなってない・・・してくれ!
さて、今回この本を薦めてくれた友人は、他にも色々面白い(らしい)本をあげてくれているので読んでみたいです。つか、勧めてくれた時のメール内容が『ワンコ攻×誘い受エリート上官のシリーズ』とか、いつか二人は下克上。スリムなスーツに食い込む荒縄☆とか言ってて、つくづく似た者同士だと実感させられました。縛るの賛成!!
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なんか非常に私もツボな感じ、デス。えへ。