59．怖い体験

ジパとか陸海軍とか自衛隊とか、ネタが常にあるわけじゃない私です。
なので、カテゴリ追加しましたの。
このカテゴリはオカルトっぽい話中心になると思うので、嫌いな人は見ない方がいい？
見る人には、閲覧を許可する！ただし、熟慮されたし！！（何この脅し文句・・・）

まあ、大した話にはなりませんよ・・・なんせ、私の書く事ですから。

何時だったか、電車に乗った時のこと。
車内は、混んでるほどではないにせよ乗客は多かった。あんまり知らん人とくっつきたくない私は、余裕で座れそうな席を探していた。
で、あった。出入り口横の角席が空いてた。今思っても何故すぐ埋まりそうなこの座席が空いていたか・・・気付くのが遅過ぎたわけで・・・。

しばらくして電車は走り出したんだが、車内は何故か異様な雰囲気。そして私もその異様な雰囲気を作り出すモノに、徐々に気付いていた。
私が座った席は、進行方向の連結部に近い背面窓の横長の席だったのだが、その座席の列び端に、その男は座っていた。多分、男。
何故多分男なのか。それは私がそっちを見られなかったからだ。見られなかったので、その人物がどういう服装をしたいくつ位の人間なのかも確認出来なかった。
何故見られないのかというと、その男、しきりと独り言を呟いていたのだ。しかもニャーニャー言っていたのだ。ニャーニャー良いながら、雰囲気的に自分の腹や足を拳で殴っているようだった。（とにかく見れんかったので雰囲気でね）私の動物的直感は、「ヤツを直視するな！」と警告していた。
そして車両に漂う異様な臭い・・・たとえるなら、寂れた場所にひっそりと立つ公衆トイレのあのすえた臭いである。しかしこの車両にはトイレが無い。そして明らかに男の方からその臭いは漂ってきている・・・そして延々繰り返される男の奇行・・・・・。

普段、あまり物事に動じない、つか鈍い私ですが、流石にちょっと身の危険を感じたので座席を・・・むしろ車両を変わりました。
その後、ボックス席でメタボなオヤジに挟まれながら、2時間くらいかけて家に帰ってきましたとさ。やはり、何が怖いって、生身の人間が一番怖いよって話。
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ちっともオカルトじゃねーーーーーーーよ！（ゴメンネ）