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ちょっと、昔住んでた辺りを通る(ホント通り過ぎる程度)機会があったんですけど、あまりの様変わりに唖然・・・。

その昔住んでた所っつーのは、私が1歳から4〜5歳くらいまで住んでた所で、家の前にある細い道路が袋小路になってたので滅多に人が来ない、陸の孤島のような所だったのよ。
民家はまばら・・・つか、私ら家族の入ってる社宅のような平屋建ての建物6棟と、あと奥の方に解体工場みたいなのと、あと公民館と市民体育館それと火葬場しかなく、社宅の方は2世帯しか入ってなかった。それはそれは想像を絶する孤立ぶりだったような気がします今に比べると。
家の裏手は薮に覆われ、多分解体工場から火葬場の方まで続いてたと思われます。
当然というか、近所に年の近い友達もいなかったので(なんか、今思うと可哀想な子供時代だな自分よ)一人で遊ぶのだが、この時代、この人気の無い場所がとても広々として思えてならんかったのですよ。家の向かいは崖だったけどね。
当然当時と今では視点が違いすぎるのはわかるんだけど、現在様変わりしたその場所を見ると、こんなに狭い空間だったかなと、不思議な気持ちになりました。だって、昔は崖があって広い薮があって、薮を突っ切る細い道の途中になんか不自然な空き地があって、小さい畑なんかがあったりして、それらを見て歩いて回るだけでも日が暮れてたのに、今じゃこんなちっちゃい団地になってるなんて、ホント夢でもみてたか己よ。ボケるには早いぞ!の勢いでした。


まあ、似たような経験している人も居るので、私だけではない(ボケが)んだろうけど、なんともノスタルジーでセンチメンタルな気分に、思いがけず浸りました。たまにはこういうのもいいか。

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