79．羅針盤？

某方の日記を、涙まじりに拝見しつつ、果たして私にはあんだけ親身になってくれる人は居るのだろうかと心底思ったっつーーのよ。

さて、この流れから、私の過去の記憶が逆流しまして、今思うと指針を示してくれたのに、私ったら全く無駄にしてるのだろうかという思い出が蘇ってきた・・・。

小学校の1〜2年。転校編入して3年生のときの担任が、奇しくも図工の先生だったんだけど、その時の先生方に、とても目をかけてもらってたんだよね。
その頃の私は、ちょっと、ホントにちょっと問題があって、いくらか卑屈になってたんだよね〜。今となっては思い出以外の何者でもないんですが。

イマイチとけ込めない風の私をフォローしてくれたのは、そん時の違う学校の先生二人だったわけなんです。私が絵が好きで、そこそこ描けたり作れたりするのを、非常に良く褒めてくれた。でも手放しに褒めるってんじゃなくて、ここがこうだからいい。ここをこうすればもっと良くなる的に褒めてくれたのが、私には良かった（理屈っぽかったので）。ついでにウチの親にも色々アドバイスをしていてくれたらしく、頭が上がりません・・・。


この経験以来、まあ、多少屈折した性格にはなったけど、真っ当に成長したかと思うんです。その先生方には、小学校卒業して以来お会いしていないですけど感謝しきり。
しかし、当時ほんっっっっとうに絵や美術に関して指導してもらったにもかかわらず、あまりその辺りに報いていないな〜と思う今日この頃・・・。

指針というか啓示というか、人生の羅針盤は案外本人の伺い知れない所で確実に手渡されている・・・のかなと、いつになく真剣に考えた午後でした。それを上手く使えた人は勝ち組・・・？