33．昨日の胴体着陸

昨日の胴体着陸のヤツ、スゴかったね〜！昨日を話題さえ今日に持ち越す事は許しておくれよ。
もう、見本のような美しい胴体着陸だったと思うよ。あまり火花も散らなかったしね。
機長は36歳と結構若い人だったけど、とても冷静に対処したとか。
デキる男はクールで困る（何が？）

そういや以前、雑誌かなにかで読んだのだが、航空自衛隊の当時救難関係の飛行機の機長をしていた人が、こんな話を寄せていた。
その日、低気圧の接近で海は大シケ。漁船が遭難したとの知らせを受けて、ナントカっていう航空機（名前忘れたわ・・）で、捜索にむかったそうな。
とにかくスゴい風雨で機体が揺れまくり、救助者もなかなか見つからなかったが、機長は燃料ギリギリまで捜索を敢行したそうだ。
機長は自分のキャリアに自信があり、もの凄くキビシい状況だったけど、本人は至って冷静。というかむしろ気楽なぐらい冷静に指示をだしてたんだって！慣れってスゴいな！！
その時、乗員に新任の若い通信士が同乗していたのだが、初めての実戦な上に上下左右の揺れで、非常に緊張していた。それを見かねた機長は、気を落ち着かせようとその新人君の肩に手を置いた。するとその新人君は青い顔で
「自分、機長となら死ねます。」
と、真顔で言ったそうな。どさくさの愛の告白かっっっっっ！！！？ていうか、こういうセリフ、ギャグでも素面ではなかなか言えないっしょ！！
新人君は、多分この自信に満ちたデキる男=機長に対して、純粋に信頼を寄せていて、自然と出た（多少気がふれ気味だったかもしれないが）セリフなんだろうと思うのだけど、機長はこの時、任務に対して熱心で忠実にある事は第一に考える事だけど、部下の命も預かっているのだと、改めて認識したそうです。
・・・つか、この機長。もともとの性格が豪快で大雑把そうだな〜。同じ匂いを感じるぜ。同じO型の匂いが・・・。

とにかく、冷静にデキる男はカッコいいねぇ〜。