15．続・軍刀

最近、ちょっと食べ過ぎると胃が痛くなるし、ヘタすると下してしまう胃腸壊れ気味の私です。特に生のタマネギなんぞを食べると、イッパツで下します。タマネギ中毒なのか？イヌじゃあるまいに・・・なんかちょっと寂しい・・・。

さて、近況はさておき。軍刀についてもう少し掘り下げたいと、勝手に思ったしだいであります。つか、そんなに詳しくもないんだけどね〜。何故か軍刀って、あんまり語られないというか、資料も明治以前の刀はよくあるけど、近代のものはあまり見られないので、個人的にはすんごく興味があるんですけど・・・。

えーと・・・
いわゆる太刀型軍刀というのが軍にひろまった背景には、軍事色の強まりがあったようです。
明治から戦争終結ぐらいまで、軍刀は地味にバージョンチェンジを繰り返していた模様で、軍刀の種類というか、装備する人によって様々にあったようですぞ。ざっと数えても13〜4種類？もっとある？
陸軍は、もともと使っていた片手サーベルから、通称94式という外装にチェンジしてます。古式の太刀を現代風にアレンジしたもので、結構派手めな外装だった。だたし、日本式なのは外装だけで、鞘や刀身自体はもとのサーベル仕様だったみたいですよ。
戦争が本格的になってくると、94式も廃止されて、98式という制式軍刀外装が採用されます。これはいかにも軍人らしい、シンプルな外装。
この頃の海軍では、陸軍に比べもっとスタイリッシュな軍刀を使用していた。というか、儀仗的な意味合いが強かったみたいですね。（そもそも海軍は、戦闘空間や居住空間が艦の上と狭いせいもあり、陸戦隊以外は短刀を常備してます。）
が、やはり戦局のあおりで、海軍も制式軍刀にチェンジしてます。黒がメインの外装で、カッコいい〜！
ここで補足。刀身は制式ぐらいになると、日本刀を使用していたみたいなんですが、各自で用意していたみたいなんですよ。だから刀の銘は各自違うらしい・・・曖昧。
さらに海軍では、潮風に当てると、通常の日本刀では錆びてしまうので、ステンレス製の刀身だったみたいです。なるほどね〜。つか、ステンレスでも切れるんだろうか？

軍刀、まだ続くかも・・・。